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広角魚眼レンズと産業用カメラとマシンビジョン

2019年6月12日から14日までパシフィコ横浜で開催された画像センシング展2019でEntaniya Fisheye HAL200/250および、Entaniya Fisheye M12シリーズの展示をしていただきました。

ご協力いただいたデルフトハイテック株式会社(http://www.dht.co.jp/)のブースに訪問したついでにその他のブースもいろいろと見て回ることができました。

初めて画像センシング展に足を運んでみましたが、様々なメーカーの産業用カメラとマシンビジョンと呼ばれるカメラとソフトウェアを組み合わせた画像処理が展示されていて、一般コンシューマ向けの展示会とはまた違った感じで非常に興味深い展示がされていました。

広角魚眼レンズと産業用カメラ

広角魚眼レンズと産業用カメラとマシンビジョン

一般コンシューマ向けのカメラや動画カメラが高解像度化、ラージフォーマット化が進んでいるのと同じように、産業用カメラの分野でも高解像度化、ラージフォーマット化は進んでいるようです。

撮影した映像をソフトウェアで処理するマシンビジョンの活用がここ数年で活発化している関係もあるかと思いますが、例えば、防犯カメラなどで撮影された映像を解析しようとする場合、映像が鮮明で高画素なほどより正確な解析ができるようになります。

また、高解像度になれば、広角レンズで撮影した場合でも十分に被写体が何であるかを確認できるようになり、従来のシステムから魚眼レンズを採用したシステムに変更することでカメラの台数を減らすことができるようになるなど、新たな活用の場所が増えてきたと感じるようになりました。

そんな中で画像センシング展で展示されている様々なソリューションを見た際にも、まだまだ広角な魚眼レンズと産業用カメラの組み合わせでの活用の場所はどんどん広がっていくのではないかと確信するのでした。

気になる産業用カメラ

今回いくつかのブースを見学させていただいた中で気になる産業用カメラやメーカーがいくつかありましたので簡単に紹介させていただきます。ご紹介するのはインタニヤ製の魚眼レンズはEntaniya Fisheye HALシリーズが Cマウント、小さな魚眼レンズはSマウント(M12/P0.5)なので、CマウントとCマウントに対応したカメラや魚眼レンズに関連したカメラやシステムが中心になります。

TESCOMジャパン

OEMを専業とした産業用カメラメーカー。
カメラモジュールからカメラケースまで全て自社開発できる京都市に本社を置く会社です。Cマウントが多い産業用カメラの中にあってCSマウントにも基本的に対応したカメラをラインナップしていて、Entaniya Fisheye M12シリーズとの相性も良さそうなでした。
http://www.tescomjp.com/

リコーイメージング株式会社

中盤センサーを備えたPENTAX 645ZのIR無しカメラの展示がされていました。個人向けには販売していないようですが、レンズフィルターを使用すれば普通のカメラと同じような写真も撮影できるので興味のある人は多そうです。

残念ながらマウント形式の問題でEntaniya Fisheye HALシリーズは取り付けできません。
PENTAX 645Z IR

株式会社ナノシード

ステレオカメラシステムのKarmini2の展示がされていました。カメラをステレオにすることで距離計算や深度マップが作成できます。

魚眼レンズへの転用ができるかどうかはお聞きできなかったのですが、Karmin2はレンズ交換式でCSマウントにも対応しているのでEntaniya Fisheye M12シリーズを取り付けて活用できれば面白いなと思いました。
https://nanoxeed.co.jp/

株式会社ビュープラス

小型高感度カメラや高速3Dレーザースキャナーなど様々なカメラシステムを取り扱っています。その中で魚眼像の歪みを補正できるシステムもありました。

18bit階調魚眼カメラシステム

360カメラステレオカメラのソリューションも取り扱っています。

残念ながらカメラがCマウントのみの対応なのでEntaniya Fisheye M12シリーズの取付はできないようですが、もしもCSマウントに対応していたなら360VR、ステレオVR用途として興味深いカメラです。

SVS -VISTEK

ドイツの産業用カメラメーカーです。
グローバルシャッターでAPS-Cサイズのセンサーを備えたカメラEX0 Tracerの展示がされていました。マウント形式にマイクロフォーサーズを採用していることもあり、Entaniya Fisheye HALシリーズとの組み合わせで相性が良さそうなカメラでした。

他にもshr411MCXは151メガピクセル(14192 x 10640) センサー: IMX411ALRの高解像度カメラの展示もされていました。
EX0 Tracer

超広角魚眼レンズ Entaniya Fisheye シリーズ

Entaniya FisheyeはCマウント、CSマウント、Sマウント(M12/P0.5)にも対応した広角魚眼レンズなので産業用カメラなどへの取り付けが可能です。

冒頭の写真ではカナダの産業用カメラメーカーのIO IndustriesのカメラにEntaniya Fisheye HAL 200 C 3.6 を取り付けています。

Cマウント対応広角魚眼レンズ

● Entaniya Fisheye HAL 200 C 3.6
視野角200度の広角魚眼レンズ
328,000円(税抜)
イメージサイズ:180° = φ11mm / 200° = φ12mm
Entaniya Fisheye HAL 200 3.6

● Entaniya Fisheye HAL 250 C 3.0
視野角250度の超広角魚眼レンズ
398,000円(税抜)
イメージサイズ:180° = φ9.2mm / 250° = φ11.9mm
Entaniya Fisheye HAL 250 3.0

● Entaniya Fisheye HAL 250 C 3.6
視野角250度の超広角魚眼レンズ
398,000円(税抜)
イメージサイズ:180° = φ11mm / 250° = φ14.25mm
Entaniya Fisheye HAL 250 3.6

CSマウント / Sマウント対応広角魚眼レンズ

● Entaniya Fisheye M12 220
視野角:220度
32,000円(税抜)
イメージサイズ:5.1mm
● Entaniya Fisheye M12 250
視野角:250度
55,000円(税抜)
イメージサイズ:5.5mm
● Entaniya Fisheye M12 280
視野角:280度
88,000円(税抜)
イメージサイズ:4.2mm

M12 シリーズ