改造GoProのイメージサークルの位置を調整する方法
イメージサークルの位置
GoPro改造キットのBack-Bone Ribcageを使用した即撮セットをずっと使用していて、ステッチが上手く出来ないなどの問題が出た場合は、イメージサークルの位置が正しい位置にあるかを確認してください。
基本的にイメージサークルの位置は画面の中央に入らなければいけませんが、何かの弾みでレンズ固定の部品がズレるなどすると、イメージサークルが中央からズレてしまうことがあります。
少しのズレの場合は問題にならないことがほとんどですが、大きくずれるとステッチ出来ないなどの問題につながります。
イメージサークルが正しい位置に無いと起きる問題
ステッチが上手くできない
イメージサークルの位置がズレているとAutopnao Videoなどのパノラマソフトでイメージサークルを正しく認識出来なくなり、ステッチがうまくいかず良い結果が得られなくなります。
ステッチが出来ない
Entaniya Fisheye 280 のBack to Backで4Kモードで撮影した場合、サークルイメージの位置がズレていると見切れている部分が出来てしまい、360°パノラマ動画が出来なくなります。
正しいイメージサークルの位置の確認方法
HDMIで接続して写真モードで確認
イメージサークルの位置を確認するにはGoProとモニターをHDMIで接続します。
写真モードだと4:3のアスペクト比で表示されるので、写真モードに切り替えます。
正しいイメージサークルの位置



正しいイメージサークルの位置の調整方法
中央からズレてしまったイメージサークルの例。
上方向にイメージサークルがズレてしまっています。
イメージサークルの位置のズレの問題は、Back-Bone Ribcageのレンズホルダーのズレが原因で起こります。
台座の部品を外す
ネジを外して台座の部品を外します。
ホルダー横のネジを緩める
ホルダー横の小さなネジを緩めます。
ホルダー横のネジを緩める
4本のネジを緩めると、レンズの台座がカタカタと小さく動くようになります。
レンズの台座を抑えながらネジを締める
イメージサークルを下に下げたい場合は、台座を上方向に押し上げてから固定します。イメージサークルを上に上げたい場合は、台座を下に押し下げてから固定します。
つまり、移動させたい方向の逆に動かして固定します。
レンズを嵌めてイメージサークル位置の確認
レンズを嵌めてイメージサークル位置を確認します。
イメージサークルを中央に移動させることができました。