Blackmagic Design社のPocket Cinema Camera 6KにEntaniya Fisheye HALの取り付けテストを行いました。
Blackmagicdesign Pocket Cinema Camera 6Kは小型のカメラながら6Kの高解像度撮影やRAW撮影が出来るカメラとして多くの映像クリエイターが使用しているため、Entaniya Fisheyeが取り付け出来るかどうかの問い合わせも非常に多いカメラです。
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K
Blackmagic Pocket Cinema Camera は4Kと6Kがあり、それぞれセンサーサイズとレンズマウントの形式が異なります。
Pocket Cinema Camera 6KはEFマウント
● Pocket Cinema Camera 4K: マイクロフォーサーズ
● Pocket Cinema Camera 6K: Canon EFマウント
Pocket Cinema Camera 4Kはマイクロフォーサーズマウントなので、基本的にはEntaniya Fisheye HALシリーズは全て取り付けが可能です。(※EFマウントレンズとPLマウントレンズはマウントコンバーターを介して取り付けることができます。)
Pocket Cinema Camera 6Kに取り付けられるEntaniya Fisheyeは一部のEFマウントレンズのみ
Pocket Cinema Camera 6KはEFマウントが採用されているため、取り付け出来るレンズはEFマウントレンズのみになります。
マイクロフォーサーズレンズやEマウントレンズはレンズのフランジバックが短いため取り付けができません。PLマウントレンズはEFマウントへのマウントコンバーターが存在しないため取り付けができません。
Pocket Cinema Camera 6Kに取り付けられるEntaniya Fisheye HAL シリーズでEFマウントは下記の通り。
● Entaniya Fisheye HAL 250 EF 6.0
● Entaniya Fisheye HAL 200 EF 5.0 (6.0のカスタマイズ版)
上記のレンズはEFマウントではありますが、レンズの後ろ部分が飛び出したデザインのレンズのためカメラ内部の遮光フィルターとレンズの後部が干渉してしまうため取り付けることが出来ません。(※内部の遮光フィルターを取り除くと取り付けは可能ですが自己責任での改造となります。)
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6Kへの取り付けテスト
HAL 250 EF 4.3
Pocket Cinema Camera 6Kのセンサーサイズは 23.10mm x 12.99mm(スーパー35)
HAL 250 4.3のイメージサークルの大きさは 13.1mm@180°です。
HAL 250 EF 4.3を使用した場合は上下の視野がち約180°収まるような計算になります。
そのためプラネタリウムなどのドームコンテンツ用の映像制作に使用されることが多いです。
解像度は6144 x 3456の縦を目一杯使用することができるのでEquirectangular形式に展開した場合は、約7000×3500の解像度を得ることができます。
HAL 200 EF 6.0
HAL 200 6.0を使用した場合には上下の視野は125度前後が入ります。
4隅がケラレた状態になりますが、3728 x 3020 (3.7K 6:5アナモルフィック)のモードではセンサーをカバーすることになり超広角な対角魚眼レンズとして使用することができます。
サンプル動画
HAL 200 EF 6.0
HAL 250 EF 4.3
オリジナルデータは下記よりダウンロードいただけます。